あなたは、テーブルランプをオシャレに使いこなせておいででしょうか。
仕事でもしばしばテーブルランプを扱うんだけど、残念ながら私自身、テーブルランプを見て寝室の灯りにするには明るすぎるかな?ぐらいの印象しかない。
そのくらいの印象しかなくても、私が素人でも、仕事は仕事。
どんな風に使えば素敵なインテリアが完成するのか、アンティークを扱う洋書・海外のオシャレなインテリア雑誌を見ながらウンウン唸ってアイデアと文章をひねり出すのね。ヨーロッパのインテリアは灯りを使いこなして初めて完成するという。
つまり、灯りさえ上手に使いこなせれば、アンティークスタイルやヴィンテージスタイルは、あっという間に洗練された落ち着きのある大人のインテリアになってしまうという。
正直、そんなオシャレな生活空間に住んでこなかった私には別世界のような素敵な灯りばかりなの。
以下、日本のインテリアに良く似合う、テーブルランプをご紹介していきます。
ランプは現行品ですが、アンティークショップでも扱われるレトロな人気商品です。
照明関係の中でも人気のシャンデリアについてはこちらのページをご覧ください。
アンティークのように楽しむ、可憐な灯り
目次
アクリルのシェード
- アーティ―チョークのレリーフ 北欧デザインにこだわる
ガラスのシェード
- アンティークをロマンチックに光で演出
- 優しくレトロ 和スタイルに良く似合うテーブルランプ
- シェードを変えて楽しむ
プリーツタイプの布シェード
- 女優気分で楽しめる、女性好みの甘い雰囲気
- 白いプリーツとスイングアーム
まとめ
アクリルのシェード
アーティ―チョークのレリーフ 北欧デザインにこだわる
アクリルで作られた光の濃淡が美しい、北欧スタイルのフロアライトです
モダンなデザインながら、アンティークテイストのインテリアにも良く似合います。
「silvia」というシリーズで、ペンダントライトやフロアスタンドを同シリーズで揃えることも可能です。
手元を明るくするという目的よりは、光で遊ぶインテリア的な位置づけなのでしょう。
LEDの白い灯りが幻想的で、洗練された光を楽しむことができます。
「silvia」のシリーズではありませんが、こちらも北欧スタイルのフロアランプ。
冬の長い北欧の光は、温かな輝きで心を癒してくれます。
ライトの色を温かな色に変えると、また違った雰囲気が楽しめますね。
こちらのランプは組み立て式。わりと簡単に作れるようですから、工作気分で組み立ててみてはいかがでしょう。
ガラスのシェード
アンティークをロマンチックに光で演出
可憐なフリルがまるで「すずらん」のように可愛らしい形のテーブルランプ。
こちらのテーブルランプは私が仕事を受けるアンティークショップでも扱うことの多い、アンティークスタイルの現行品。
古き良き時代のヨーロッパスタイルを再現して、クラシカルな面影が品の良い日本製です。
スタンドから伸びる、ほっそりとした首の先に、静かにうつむいて咲く花のような可憐なガラスのシェード。光を灯せばカットガラスのようにキラキラ輝きます。
シェードの傾きも調節できるので、照らしたい場所にシェードを向けることも可能なのが嬉しい。
渋い錫色のスタンドが落ち着いた雰囲気ですから、アンティークの家具との相性もピッタリです。
これ一つで明るく室内を照らせるというわけではないけれど、陰影のある光でアンティークやクラシカル家具を美しく惹きたててくれるはず。
サイドテーブルやローチェストに置いて使ったり、出窓のワンコーナーに置いて絵になるような風景を作るのも楽しいですね。
きっとロマンチックな光を演出することができます。
クラシカルなデザインの鏡の前に配置すれば、素敵な灯りが鏡にも映り込んで、ムードのある明かりの演出を楽しめます。
優しくレトロ 和スタイルに良く似合うテーブルランプ
こういったテーブルランプはヨーロッパ調のイメージが強いですが、実は和の雰囲気も自在に楽しめます。
フロスト加工された白いシェードには繊細な植物模様が浮き上がり、何とも可憐な印象です。
レトロな面影で、洋館風の美しい室内や、畳などを用いた和スタイルのインテリアにも良く似合います。
玄関ホールなどに置いても品の良いタイプです。オケージョナルテーブルなどと組み合わせてホールや廊下、階段の踊り場に配置するとオシャレ。
乳白色のシェードは光がやわらかくなるので、寝室にも向いています。もちろん調光ができるタイプです。
シェードを変えて楽しむ
以上の2点は日本製の現行品なので、比較的お手頃価格で手に入りやすいのが嬉しい。
電気製品はアンティークや中古の物より、規格のしっかりした新品を使ったほうが基本的に安心です。
流行を追わないクラシックな形で長く使えるのもお薦めポイントです。
ちなみにこちらはシェードを交換することも可能。
シェード自体に取り付けの穴は無く、スタンドに取り付け専用のリングがついており、横からネジを差し込んでシェードを固定しています。
シェードの種類をたくさん選べるお店は照明の専門店がお薦めです。
お洒落なインテリアへの模様替えに、効果抜群の照明器具が揃っています。生活に必須アイテムだからこそ、気に入ったデザインを選びたいですね。
ガラスシェードの種類が豊富なので選ぶのが楽しい。
シェードはペンダントライプとも共通のサイズなので、お好きなデザインをいくつか揃えてペンダントライトとしても使うとインテリアに統一感が出るのでお薦め。
プリーツタイプの布シェード
女優気分で楽しめる、女性好みの甘い雰囲気
ロマンチックなプリーツのはいったシェードは、明かりを灯すと光が透けて、大変甘い雰囲気のテーブルランプです。
スタンドにはめ込まれたガラスのボールが、ランプの灯りに煌めいて、とてもエレガント。
シェード越しにこぼれる温もりのある優しい灯りが素敵な空間を演出してくれますから、洋書や古き良き時代の映画の中のワンシーンのような雰囲気を楽しめます。
日本のライトに比べると少し大き目ですから、ヨーロッパ調のクラシカルなインテリアに組み合わせると、甘い雰囲気だけでなく、洗練された大人のオシャレが楽しめそうです。
ゴシックスタイル、シャビーシックスタイルに合わせてみたい、夜を愉しむ、素敵なアイテム。
大人のシックなホワイトインテリアについてはこちらをご覧ください。
白いプリーツとスイングアーム
シンプルにもゴージャスインテリアにもピタッとはまり込む、スタンダードなデザインのテーブルランプです。
英国スタンダードの白いプリーツのシェードは、一流ホテルでも採用されているデザイン。どんなインテリアとも非常に相性が良く、書斎や玄関ホールに置いても知的な印象です。
こちらは現行品ですが、スタンダードなデザインと品の良さが人気のため、ネットでも実店舗でもいつも入荷待ち。購入するためには根気強く入荷を待つしかありません。
メーカーはそれぞれですが、私が仕事で扱ったランプはサンヨーでした。スイッチはプルスイッチタイプで調光が可能です。
※海外のランプはコンセントが日本仕様ではないため使用に難がある場合があるので購入の際に注意が必要。
同タイプでフロアランプもあります。
プリーツのはいったシェードは、灯りを灯すと美しく光が透けて、暖かく優しい雰囲気を楽しめます。映画の中のワンシーンに迷い込んでしまったように感じるほど、室内を美しく演出してくれるはずです。
こちらのテーブルランプはスイングアームタイプなので、スタンドの首の部分を動かせば手元にも程よく明かりが届きます。テーブルランプは寝室のベッドサイドに、フロアランプならソファーサイドに置いて、読書も楽しめます。
静かで美しい夜の大人時間を楽しむなら、このようにいつまでも変わらないスタンダードなデザインのランプがお薦めです。
まとめ
ランプは手元を照らすもの。
昼間のように明るく電気で照らし出す必要が無いなら、夜は夜の灯りを楽しめばいいと思う。
夜の帳を光で演出するのも素敵な時間。
アンティークなインテリアに挑戦してみたけれど、何かが違う、何か足りない、という方は、テーブルランプやフロアランプを取り入れてみてはいかがでしょう。
今日ご紹介したランプはアンティークショップで扱っている現行品です。
特にサンヨーのプリーツシェードのランプは、落ち着いた大人クラシックなインテリアにも良く似合うので、入荷するとすぐに売れてしまう人気の商品。ネットでも入荷待ちのお店が多く、首を長くして楽しみに入荷を待ちたい逸品です。
ぜひ参考にしてランプを選んでみてください。
以上、四門がご紹介しました。