僕の庭には小さな野茨が生えています。春には白く可憐な花をつけ、そして秋には赤く実った小さな実を楽しめます。
秋になると、バーガンディーの深い色あいのダリアと一緒に花瓶に挿したり、ローズヒップのたわわに実った野茨の蔓を剪定を兼ねてザクザクと切り、グルグル巻きにして秋のリースを作り、寒く長い冬を迎える支度を始めるのです。
今日は、季節に合わせて手軽に楽しめるフェイクのベリーをご紹介します。
可憐な果実で季節を演出するフェイクベリーが素敵
僕の家がある田舎の庭は広いので、季節を通して実がなります。
春には野イチゴが実をつけ、初夏にはブラックベリーが。夏には家庭菜園で小さなトマトが赤く色づき、秋にはローズヒップと柿がオレンジ色に熟すのを楽しみます。
秋の公園にはナナカマドが大房をつけていますし、田舎の古い農家は紫式部の紫色の実がこぼれるように垂れさがり、冬を迎えるころには南天の実がルビーのように赤く滴ります。
小さな可愛らしい実は家の中で飾るのも可愛らしいですが、すぐに萎びてしまうのが残念。
ちょっと目を離すと秋雨の影響でカビが生えちゃったり、虫がでてきたこともあります。
僕としては長く可愛らしいそのままの姿を楽しみたいので、インテリアと合わせて飾るときはフェイクベリーを飾ることも多くなりました。季節のグリーンに合わせて飾ると本物のように輝きます。
フェイクベリーといってもベリー類だけではありません。そして秋を感じさせるものばかりでなく、春から夏の木の実も販売されています。
オリーブの実もあるんですよ。
今はまるで本物!?と思わず触ってしまうようなものも多くて、いくつか揃えて1年中飾ると結構楽しめます。
花粉や果実の汁、樹液等に強いアレルギーをお持ちの方にも安心して季節を楽しみながら飾ってもらえるのがいい。
蔓タイプのフェイクがインテリアに映えてオシャレ
蔓のタイプなら、ちょっと雰囲気のあるシーンを作るのもお手の物です。
大切なインテリアやアンティーク雑貨を傷めることなく一緒にディスプレイできますね。繊細な蔓の雰囲気も美しいと思います。
本物の実を飾ると汚れてしまうので、なかなかこうはいかない。
絵になるような風景を、インスタで皆に見てもらうのも楽しみですね。
お気に入りのクラシカルな鏡に蔓を絡ませて、鏡に写し出された美しい景色とともにフェイクを楽しむのもエレガント。
http://beecue.com/2017/03/10/classic-mirror/
お料理を作る方なら、お料理の並んだテーブルに飾り付けても楽しいです。
特別なディナーには、食卓のキャンドルにベリーを飾り付けるのも素敵だと思います。
キッチンでは素朴な雰囲気を楽しんでほしい
小さい頃に親しんだ、懐かしく可憐なベリーは、カントリースタイルのお家にもピッタリです。
小さい赤い実が綺麗ですね。
ホーローのカップやポッテリとした陶器の器に、グリーンとともに素朴に飾って欲しいアイテムです。使い残しのハーブと一緒に無造作に水に挿しても絵になりますよ。
匂いも無く、カビたり腐る心配もないので、寝室や洗面台、そして香りに敏感なキッチンでも楽しめるのが特徴です。
何かインテリアに物足りなさを感じるようだったら、グリーンやベリーを飾ってみてはいかがでしょう。枝のテクスチャもリアルで、本格的に季節を楽しむことができます。
ピッチャーに挿したりリースにしたり。
楽しみ方は様々ですけど、アンティーク雑貨やガーデンアイテムとも相性が良いので組み合わせて楽しんでください。
特に鳥かごは吊るしても楽しめるので一度はチャレンジしてほしいアイテムです。
壁際に飾るなら壁の色に映える色を選んでくださいね。
フェイクのグリーンや花、実はアーティフェイシャルフラワーとも呼ばれていて、とても雰囲気のある素敵な飾りつけを楽しめますので、ぜひ、お手元で楽しんでください。
以上、四門がご紹介しました。