スツールはインテリアのピリ辛スパイス

イギリスのアンティーク家具の分類で、スツールについて書く機会があった。
今までスツールなんて欲しいと思ったことが無かったので、仕事を頂いたときには正直「書けるかな?」と不安がよぎりましたけど、調べてみるとこれがまた奥が深い。

実はスツールといってもお裁縫用、ピアノ用、もしくは女性のためのエレガントなスツールから、いかつい大男が酒を飲むときに腰掛けるパブスツールまで、アンティークショップでは様々な種類のスツールを扱っています。

私はスツールなんてただの腰掛だとばかり思っていたので、種類の多さ、用途の多様さに驚きました。

本日はカッコいい、またはエレガントなスツールたちをご紹介します。

※記事内に挿入している画像は現行品のクラシックスツールです。

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スツールはインテリアのピリ辛スパイス

アンティークのパブスツールはとてもカッコイイ。
すぐに売り切れてしまうのが残念だけど、アンティークチェアとしては手が出しやすいお値段なので、時々入荷をチェックしているアイテムです。

パブスツール 背の高いスツール

腰掛が高い位置にあるハイスツール。
狭いパブのカウンターなどで、脚の長い男たちが腰かけて酒を飲んでいたんでしょう。カッコいいなぁ。

パブスツールのカッコいい腰かけ方としては、

  1. 足を床につけたまま軽く腰かけて
  2. 片足をスツールの脚にかける。

コレに限ります。※ただし足の長い人限定。

黒のハイスツールが特にカッコいいと個人的に思っています。

マーケットで探すなら、渋いヴィンテージテイストのものもオシャレ。

ナチュラルな北欧スタイルには、若干細身でモダンなスツールが良く似合うと思う。
ほっそりした脚がデザインになっていてとてもオシャレ。

こういったモダンなスツールは、同じもので複数揃えて使うと、綺麗なシルエットがデザインとして生きてきます。

インダストリアルデザインの渋いハイチェアなどは、ニューヨークスタイル、ブルックリンスタイルのインテリアにお薦め。
がっしりとした脚がガッチリ組まれていて、レンガの壁、コンクリートの壁のある洒落た部屋にピッタリです。

カウンターに好みのデザインのスツールをいくつか揃えるのも渋いと思います。テイストを揃えればゴチャゴチャした雰囲気にならずに洒落た雰囲気を楽しめますし、カッコいいヴィンテージスタイルにも良く似合うんだなぁ、これ。

スツール自体は他の家具に比べて小さいので、他のインテリアよりデティールの凝ったものを置いても違和感なく馴染み、いいスパイスになってくれます。

活用度の高い、小さめスツール

小さな場所ほど、スツールの存在感は増します。
チェストやガッチリとした椅子に比べ、スツールは空間に占める割合も少なく、場所を選ばずに配置することができます。

実用にはもちろんのこと、ドライフラワーなどの入ったカゴを載せて、インテリアとしてのポイントにしても素敵です。

以下、日常の細々(こまごま)とした場所に便利なスツールをご紹介します。

比較的コンパクトなスツールは、ちょっとしたときに、ちょっとした場所で活躍します。
例えば小さめの玄関。
靴を履いたり、荷物を置いたりする場所が欲しいです。特に女性ならブーツを脱ぐときも腰かけたいと思います。スカートを履いていたらなおさらだとお察しします。

木製のスツールなら、脚がガタつかないようボックス型に脚が組まれた物を選んだほうがいいと思います。
アイアン製であれば、素材が変形しづらいのでデザインも自由自在です。
異素材と組み合わせたスツールは洗練された印象を受けます。

インテリア性の高いオシャレスツール

座面にクッションがついているタイプは花やグリーンなどインテリア雑貨を載せて飾ることはできませんけど、インテリア性の強いものを選べば、それだけで十分なアイポイントになります。

下に掲載したスツールは、黒いアイアンのカーブがクラシックな雰囲気を醸しながらも、エンボス加工のほどこされた黒い座面をあわせてあって大変洗練されたモダンな印象です。

エキゾチックな柄の小さなマットと合わせて配置して、オリエンタルな雰囲気を楽しむのもいいかもしれません。
スツール自体がインテリアとして活躍してくれます。

また、飾らないデザインながらもセンスの光るレザースツールもインテリアとしてオシャレです。

男女を問わず使えるカッコいいスツールは、ナチュラルなインテリアにも北欧風インテリアにも、そしてビンテージテイストにもよく似合います。

黒っぽい、深い色の家具が私の好みなんですが、女性であればエレガントなやわらかい雰囲気のスツールもお好きかと思います。

下のスツールは一見大きく見えますが、奥行きが23.5cm程度と比較的薄型。狭い場所にもコンパクトに収まる横長の猫脚スツールです。

薄型でありながら足がアイアン製なので安定した座り心地です。横に幅があるのも嬉しいポイント。
玄関先だけでなく、ピアノや楽器の演奏の時に使うスツールとしてもいいんじゃないでしょうか。

ちなみに、猫脚のことを「カブリオレ・レッグ」と呼びます。
まあ、猫脚って言えば通じるし、それでいいんですけど、アンティークショップでは皆「カブリオレ」と呼んでます。

( ゚Д゚)たぶんカッコつけたいだけです。
専門用語とかを素人に並べ立てるようなショップは若干ムカつくよな←個人的見解です

最後に大変レトロなスツールをご紹介したいと思います。
エキゾチックな赤い色がたまらない魅力の布張りスツールです。

スツールには、金色の鋲が細かく打ち付けられていて、非常に手の込んだ作りになっています。布の座面、脚の彫刻、形と色あい、どれをとっても格調高くクラシックな印象ですね。
これ一つで部屋の雰囲気が変わってしまうような、非常にインテリア性の高いスツールだと思います。
洋館の雰囲気が素晴らしい大正モダン、昭和レトロの家に良く似合います。いわゆる洋間だけでなく畳の部屋にも十分馴染みますよ。
畳の部屋に置く際は下にマットを敷くといいと思います。
ドレッサーに合わせて配置するのも素敵ですね。

まとめ

アンティークのスツールはお裁縫用、ピアノ用、もしくは女性のためのエレガントなスツールから、いかつい大男が酒を飲むときに腰掛けるパブスツールまで、用途もデザインも様々。

椅子としては小さいからこそ、思い切ってディティールに凝ってみてはいかがでしょう。
インテリアのスパイス的に配置するととてもオシャレなアイテムです。

以上四門がご紹介しました。