チェスターフィールドのカッコ良さがたまらない アンティークチェア・ソファ

あなたは「アンティークチェア」というと プリンセスが座るような背もたれやチェアの脚に華麗な装飾をほどした、ロココ調のサロンチェアを思い浮かべるでしょうか。
それともノスタルジックな面影を残すウィンザーバッグチェアのようなカントリーチェアを思い浮かべるでしょうか。
どちらを選んでも一つ室内に置くだけで絵になる素敵な佇まいなので、女性に非常に人気の高い椅子です。

ただ、男目線で見ると、正直どれもこれもエレガンスでロマンチックすぎて、普段使うのは個人的に居心地悪いような…。
まぁ、今の洒落たアンティークショップはお客さんのほとんどが女性なのでそんなことは絶対言えませんけど。

そこで今回は僕好みのチェスターフィールドの一人掛けソファをご紹介したいと思います。
ロマンチック過ぎず、洗練された大人のカッコいいソファで、男性の部屋・書斎はもちろん、甘いインテリアの引き締め役としても重宝します。

落ち着いたなかにも高級感と渋い雰囲気を漂わせたチェスターフィールドのソファの魅力は一言では言い尽くせず多少長くなってしまいますけど、よろしければお付き合いください。
※記事内にアイキャッチでいれている画像は現行品のクラシックソファです。画像をクリックすると商品の詳細ページが開きます。

チェスターフィールドのソファ

チェスターフィールド ソファーの特徴

チェスターフィールドは英国の伝統的なヴィンテージスタイルのソファです。
ヴィンテージのチェスターフィールドは落ち着きのあるボルドー色に染められた本革にブラックの着色をボタンニングの部分にほどこし、立体感と重厚感がたまらない、カッコいいソファです。
画像のソファは現行品なんですが、チェスターフィールドの特徴をよく再現したクラシックソファーです。肘掛けも背もたれも厚みがあって、深いブラウンにブラックの着色。ボタンニングがもたらす厚みのある立体的な陰影に高級感が漂う贅沢なデザイン。

もうこれはただ座るだけで満足感でいっぱいになる!

有名なタイプで言えば『ウィングバック』と呼ばれるデザインが特に有名かな、と思います。『ウィングバック』については最後にご紹介します。

こういうのは少し古臭いかな、と思われる方もいらっしゃるでしょうけれど、最近若い主婦を中心に流行し始めたブルックリンスタイル・ニューヨークスタイルのインテリアでは、こういった重厚なレザーソファーが好まれてインテリアに取り入れられています。

特にインテリアに取り入れやすいのは黒いタイプ。

チェスターフィールドの特徴としては厚みのあるレザーのソファ・ボタンニングによる立体感の他に『装飾的な鋲飾り』も有名です。

例えばひじ掛けの前面部分。ロールしたデザインに「これでもか!」ってほどに鋲飾りが施してあります。一つひとつ打ち込んである鋲飾りが美しくデザイン化されていて、これがまたカッコいい。特にヴィンテージソファは長く使われてきたことにより鋲の色あいも味がでてきてより渋く、よりソファーの魅力を増します。
チェスターフィールドのソファを購入するなら、この鋲飾りが美しく見えるものを選んでください。

チェスターフィールドの由来

人気のあるチェスターフィールドソファは、古き良き面影を残すその独特のデザインからか、店舗はもちろん、テレビや映画でもしばしば見かけることがあります。

チェスターフィールドという名前の由来は、諸説あるようですよ。

例えば、18世紀中ごろ英国紳士の象徴ともなった“チェスターフィールド4世”という人物が、お抱えの家具職人に『衣服がシワになりにくいソファを作ってくれ』と頼んだことで作られた、という説なんかはお洒落なイギリス紳士らしい逸話。
他にも、イギリス ダービーシャーにあるチェスターフィールドという町で作られていたからだとか、いやいやその町では作られていないけど名前だけもらったんじゃないかとか、昔のカナダ英語でソファの同義語で使われていたからだとか、探せばいっぱい出てきます。

名前が有名になると後付けで理由を探したりするのでこういったことになりやすいんですね。古いモノにはよくあることです。

現代的なスタイル

チェスターフィールドのような暗く深い色合いの重厚なソファは、ともすれば古臭く感じられやすいものでもあります。できれば伝統にとらわれることなくオシャレに楽しんで欲しいと思っています。

インテリアにスパイシーなソファを取り入れるなら、ビビッドな赤いソファもカッコイイと思います。赤いソファーはカラーコーディネートでいえば彩度がとても高いので存在感としては強くなりがちですけど、一人掛けサイズならカッコよく収まり洒落ています。

ヴィンテージは非常に高価でもあり暗い色がほとんどですけど、現行品、合皮だからこそ手ごろな値段で鮮やかな色彩が楽しめます。敢えてリプロダクト製品を選ぶのはこういったメリットがあるからこそ。

現代ではチェスターフィールドの特徴を残しながらも、現代的なスタイルを取り入れたカッコいいソファが作られています。「本物でなければ」という考えに縛られることなくご自分のインテリアに取り入れやすく、暮らしやすいスタイルを選んでください。
アンティークショップではリプロダクト製品なんて絶対に教えてくれませんけど。

高級感あふれるウィングバックの一人掛けソファ

前述しましたけど、チェスターフィールドといえば『ウィングバック』と呼ばれるデザインが特に重厚感・高級感があり素晴らしいです。

背もたれが高く、背もたれの両サイドに羽が付いたようなフォルムが特徴的なスタイルです。ウィングのおかげで、包み込まれているような極上の座り心地をお楽しみいただけると思います。多少奥行きがあるので、女性が座る時はクッションがあると座りやすいですよ。

ウィングバックも本来であれば本革なんでしょうけれど、リプロダクトされたソファーではビロードを使ったものもあり「ヴィンテージ独特の渋さ・カッコ良さ」よりは「エレガント」な雰囲気が漂います。

これは女性好みかな。
写真館にでも置いてありそうな、それはそれは気品のある美しいチェアです。
結婚式の会場で花嫁が座る専用チェアにしてもいいでしょう。
またはショップ什器としてサロンや美容室に置いても「特別感」を演出してくれるでしょう。

こういったハイバックなソファーは個人の家に置くには大きすぎたり存在が強すぎたりして難易度が高いんですけど、テナント什器としてはイメージを作り易く、そしてお客さんにイメージを伝えやすい。非常に使い勝手の良いチェアであると思います。

まとめ

アンティークショップに来られるお客さんの中には、ベルサイユのばらのような少々甘すぎる少女趣味全開でコレクションされている主婦の方もいらっしゃいますけど、リビングがコテコテのベルサイユのばら状態になるのは正直オシャレじゃない。

男から見るとひく。いや、もう、マジドン引き

甘さも辛さも匙加減です。
独り暮らしならともかく、もしご家族のスペースでアンティークやヴィンテージを楽しむなら、永遠のベーシックスタイル、落ち着いた大人のインテリアをお薦めします。
どうぞ、豪華でかっこいいソファと一緒に大人だけの至福の時間を味わってください。

以上、四門がご紹介しました。

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